湘江ペイントは『2025年中国塗料企業トップ100』で上位10社に入りました。

2025年6月10日、塗料業界の主要出版物である『Paints & Coatings』は、「2025年中国塗料業界トップ100社」（略称「中国塗料TOP100」）を正式に発表しました。これは同誌がこのリストを4年連続で作成・発表したものであり、今回が初めてリスト掲載企業数が従来の50社から100社に拡大されたものです。

この中で、湘江塗料（シャンジャンペイント）は第8位にランクインし、年間売上高は39億7000万元でした。また、中部中国に位置する塗料メーカーとしては唯一トップ10入りを果たし、業界内での強力な競争力とブランド影響力を示しています。

近年、湘江塗料は工業用塗料、自動車用塗料、特殊塗料といった高付加価値分野に継続的に注力しており、技術革新と製品のアップグレードを通じて市場でのリーディングポジションを維持しています。2024年には、サプライチェーンの最適化と新エネルギー産業チェーン内での協業拡大により、着実な売上成長を達成しました。湘江塗料は建設機械、鉄道輸送、海洋設備などの市場セグメントで重要な地位を占めています。同社の高性能防錆塗料および耐高温塗料は、国際的に先進的な技術仕様を実現しています。

中国で最も早くから事業を始めた塗料メーカーの一つであるXiangjiang Paintは、75年の経験を積み重ねており、豊富な技術的遺産と高品質な製品群を有し、石油化学産業における顧客の多様なニーズに完全に対応しています。石油化学防腐塗料に加えて、同社の製品にはエンジニアリング設備、産業用設備、橋梁、鋼構造物、エネルギー貯蔵システム、商用車、自動車部品、風力発電、軍事用途向けの塗料も含まれています。

Xiangjiang Paintは最近、多くの主要石油化学防腐塗装プロジェクトで大きな成功を収め、陝西延長石油（集団）有限公司の塗料および塗装貯蔵フレームワーク契約共同調達プロジェクト、中国石化九江西支店の150万トン芳香族防腐塗装プロジェクト、惠州立拓新材料有限公司の年間30万トンポリオレフィン防腐塗装プロジェクトなどに落札したことは注目に値する。

国家の「二重炭素」目標を背景に、湘江塗料は環境にやさしく低炭素な発展への転換を加速しています。水性塗料や高固形分塗料など多種多様なグリーン製品をすでに市場に投入しており、複数の国際的な環境認証を国内で率先して取得しています。これにより生産時のエネルギー消費をさらに削減し、持続可能な開発の理念を実践しています。湘江塗料は国家戦略に積極的に応えるとともに、グリーン技術革新を牽引しており、揮発性有機化合物（VOC）の排出を抑える水性工業用塗料、高固形分塗料、UV硬化型塗料などの低VOC製品を相次いで発売し、環境汚染の低減に貢献しています。

さらに、同社は知能型グリーン工場への投資、建設、およびアップグレードを進め、AIを活用した生産管理システムを導入することでエネルギー効率を最適化し、生産能力単位あたりのエネルギー消費量を15％以上削減しました。これは、知能製造の魅力と大気重機の実力を示しています。

工業用塗料分野のリーダーとして、湘江塗料は毎年多額の研究開発費を投じており、高級塗料市場でのシェア拡大を目指し、国際展開を加速させています。『中国トップ100塗料』ランキングで上位10位内にランクインすることは、湘江塗料の過去の業績に対する評価であるだけでなく、今後の高品質な発展を推進するさらなる後押しとなっています。

会社プロフィール

湘江ペイントグループは1950年に設立され、コーティングおよびレジンの研究開発、製造、販売、コーティングサービスを中核事業とする総合的なコーティング企業です。最先端のコーティング生産拠点を4か所所有しており、敷地面積は1,000ム（約1,000エーカー）に及び、年間生産能力は50万トンを超えます。同社の製品は国家コーティング規格の18カテゴリをカバーし、1,000種類以上の品種と色合いを取り揃えています。同グループは湘江関西、湘江テクノロジー、双塔テクノロジー、湘江粉末、湘江建設の5つの主要なコーティング部門から構成されています。日本ペイントとの合弁会社である湘江関西は、中国で最も早く自動車OEM用塗料を製造したメーカーの一つです。世界最大級の単一サイトにおける自動車用コーティングの研究開発および生産拠点を確立しており、先進の設備と包括的な施設を備えています。

同社は国家高新技術企業であり、中国の民間石油化学企業トップ100の一つで、国家産業ブランド育成の模範企業でもあります。長年にわたり、アジア太平洋地域の塗料企業トップ10および世界の工業用塗料企業トップ20に連続してランクインしています。同社は強力な技術開発能力を有しており、国家レベルの研究室、複数の省レベル技術センター、博士後研究員ステーションを備えた共同研究開発センターを保有し、湖南大学、華北水利水電大学、湖南科技大学などの研究機関と産学連携による共同研究を進めています。